日本医師会ORCA管理機構

日医標準レセプトソフト[日レセクラウド]

製品概要

医療現場の「安心」と「安全」を考えた医事会計ソフトウェア

ORCAプロジェクト※1は発足から17年が経過しました。日医標準レセプトソフトのユーザー数は会員方の支持を得て着実に増加を続け、各種レセプトコンピュータの中でも代表的な存在として認知されるに至りました。
日本医師会では、2016年に今後の日医の医療分野のIT化の新たな指針として「日医IT化宣言2016」を公表、ORCAプロジェクトも新たなステージへと向かうこととなりました。
わが国の皆保険制が高度な社会保障基盤へ移行するための基盤を目指し、みなさまの医療介護IT化のため第一弾として、日医標準レセプトソフトクラウドサービスの提供を開始します。
医療機関の安心と安全に細心の注意をはらったシステムです(「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」準拠)。

※1 ORCAプロジェクト(Online Receipt Computer Advantage)は、2000年に日本医師会でスタートした医療現場のIT化を支援するプロジェクトです。2015年12月より日本医師会ORCA管理機構(株)が運営を受託しています。

日医標準レセプト クラウド版 ロゴ
特長

6つの特長

利用シーンが広がる

  • ICTを活用したこれからの医療に対応しやすくなる
  • 院内のサーバが減り省スペースとなる
  • モバイル対応なので、在宅や往診先などでレセプトや請求書の発行ができる
  • 自宅でレセプトの確認ができる
  • 自宅で医業収益が確認できる

様々なOS・ハードで利用可能に

  • 端末の代替機が簡単に準備できる
  • 院内にサーバが不要になる
  • インターネット環境と端末があればシステムを構築できる

安心・安全に利用できます

  • 安心なVPN環境※2が構築できる
  • 電子証明書が端末を守る
  • 災害に強いデータセンターで情報が管理される
  • レセプトデータは医療機関毎に独立して管理される
  • 患者の基本情報は暗号化して守られる
  • 従来どおり院内にデータを置く場合はトラブルに備えた「バックアップサービス」が利用できる

医療連携に参画しやすく

  • 地域医療連携/多職種連携に参加しやすくなる
  • 組織でのグループ内連携が容易に構築できる
  • 医療・介護の連携が容易になり、将来のPHRの礎になる
  • 医学の向上など公益に資する研究に参加しやすくなる
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メンテナンス負担を低減

  • クラウドサーバで一括管理されるので医療改定に伴うプログラムの更新作業が不要になる
  • 医療費助成制度(地域公費)への対応が業界随一
  • 制度改正に伴うプログラムが無償で提供される
  • 支払基金改革に伴うレセプトチェックに対応できる(予定)
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クラウドサービスが広がる

  • 日本医師会ORCA管理機構の各クラウドサービスが一緒に利用できる
  • 多くの電子カルテや周辺機器と連携できる
  • 経営分析、遠隔問診OPサービスとも連携可能
  • いろいろな医療クラウドサービスとの連携が期待される
  • 各種電子加算への対応やこれから始まるオンライン資格確認に対応できる
※2 ハードウェア(ルータ)とソフトウェアのVPNによる2重化が可能。ネットワーク回線や機器の障害の際には別回線(携帯電話の回線など)で安全に接続が可能です。
ご利用までの手順

ご利用までの手順

運用開始までのステップ

検討 導入スケジュール、予算、ネットワーク構成等の検討
お申込み 日本医師会ORCA管理機構にクラウドサービスのお申込み
接続アカウントの受取 日レセクラウドをご利用いただくための接続アカウント(電子証明書・VPNアカウント・ルータ等)の受取
機器導入・設定 端末への電子証明書及びクライアントソフトのインストール、VPN環境の構築、疎通確認
日レセ マスタ設定 日レセに医療機関情報等の登録
教育・練習 日レセに操作手順の習得、運用
運用開始

上記手続きや作業の多くはORCAサポート事業所が代行できます。詳しくはお近くの認定サポート事業所にご相談ください。

ご利用までのスケジュール

日レセクラウドのご利用までのスケジュール

日レセクラウドのご利用までのスケジュール

上記スケジュールは一般的な導入作業によるものです。詳しくはサポート事業所とご相談ください。
マスタ設定やデータ移行は、ローカルのサーバで作業を行います。
サービスのお申し込みからクラウドサービスが開始されるまで3週間程度の時間が必要です。

申し込み方法

お申し込み方法

1. 利用規約をお読みください

2. お申込み書に必要事項を記入してください。

3.利用料のお支払い方法をご指定ください

下記いずれかの申込書類を印刷・記入いただき、2.の申込書原本に同封してお送り下さい。

 お申込みはサポート事業所経由になります。
 お手続きはご依頼のサポート事業所にご相談ください。
 ご不明点は日本医師会ORCA管理機構にお問合せください。

システム構成

システム構成例

オンライン資格確認への対応も進めております。
※VPN回線はルータ型とソフト型を用意しており、両方を導入していただくことも可能です。
詳しいネットワーク構成や機器構成等は、サポート事業所または日本医師会ORCA管理機構にご相談ください。

サービス利用料

日レセクラウド サービス利用料

基本サービス

旧プラン

モデル 月額※(税込) 概要
ベーシック ¥0 日レセクラウドのみで利用する場合
スタンダード ¥1,100 参照型APIを利用する周辺アプリと連動する場合(頭書き連携など)
デラックス ¥3,300 読み書きAPIを利用する周辺アプリと連動する場合(予約情報連携など)
読み書きAPIを利用する場合は、新プランにてお申込みください。

※旧プランは、2020年3月9日をもって新規受付が終了しました。
 また、2022年3月末をもって現行プランは終了となります。2022年4月ご利用分からは新プランへ自動的に移行されます。

新プラン

月額(税込) 概要
1医療機関あたり ¥2,200 APIの利用の有無にかかわらず一律

※病院における日レセクラウドの利用につきましては、別途ご相談となりますので、お問い合わせください。

オプションサービス

オプション 月額(税込) 概要
カスタムパッチ ¥2,200 独自帳票(カスタマイズ帳票)、ユーザプログラム起動(帳票系)、県単市町村公費除く
CLAIMプロキシー・pgBouncer ¥5,500※ CLAIM連携をするアプリ用サービス, ODBC連携を利用するアプリ用サービス

※2023年3月末までは無料です。

セキュリティサービス

契約形態初期費用(税込)月額利用料(税込)備考
VPN(ルータ型)サービス 66,000円 2,200円 1年間の利用が条件、1年未満は違約金あり(1,100円×残月数)
VPN(ソフトウェア型)サービス 0円 880円 利用端末台数分のご契約が必要です
TLS1.2サービス 0円 550円 利用端末毎に設定する証明書の枚数分のご契約が必要ですが、10枚までは上限が月額2,200円(税込)となり、以降10枚単位で月額2,200円(税込)が加算されます
紹介資料

日レセクラウド ご紹介資料

「日レセクラウド」に関するお問い合わせ

製品に関するご質問・資料請求

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サポート事業所一覧
※ 別ウインドウで日レセクラウドを取り扱う認定サポート事業所一覧(PDF)が表示されます。